大引けの日経平均は前日比2.87円安の28868.91円となった。東証プライム市場の売買高は9億6965万株、売買代金は2兆4062億円だった。セクターでは海運、石油・石炭、鉱業が下落率上位となった一方、その他製品、空運、サービスが上昇率上位となった。東証プライム市場の値下がり銘柄は全体の52%、対して値上がり銘柄は43%となった。
個別では、米中経済指標の下振れで景気後退懸念が強まるなか、郵船<9101>、川崎汽船<9107>、商船三井<9104>の大手海運が揃って大幅安。NY原油先物価格が1バレル=90ドルを割り込んだことでINPEX<1605>、コスモエネHD<5021>が下落。資源価格も全般下落しており、三菱マテリアル<5711>、大紀アルミニウム<5702>なども安い。マツダ<
7261>、日産自<7201>などの自動車関連のほか、川崎重工業<7012>、IHI<7013>の機械・防衛関連、村田製<6981>、TDK<6762>の電子部品関連の一角も軟調。今期減益見通し及び中計目標の物足りなさが嫌気されたテスHD<5074>が急落したほか、第1四半期が大幅減益となったUMCエレ<6615>も大きく売られ、東証プライム市場の下落率上位に並んだ。第1四半期減益決算が嫌気されたSBIHD<8473>も下落となった。
一方、東証プライム市場の売買代金上位ではダブル・スコープ<6619>、ギフティ<4449>が急伸し、レノバ<9519>、エムスリー<2413>、メルカリ<4385>も大きく上昇。SHIFT<3697>、ラクス<3923>などのグロース(成長)株も全般高い。バンナムHD<7832>、コナミG<9766>、スクエニHD<9684>、コーエーテクモHD<3635>といったゲーム関連も総じて強い動き。前日に決算を発表したレアジョブ<6096>、リブセンス<6054>は揃って急伸し、東証プライム市場の上昇率上位に並んだ。高水準の自社株買いが好感された日機装<6376>、旧村上ファンド系のシティインデックスイレブンス等による株式の大量買い付けで思惑が強まったジャフコG<8595>なども急伸。好決算やアマゾン・三井物産との資本業務提携が好感されたアイスタイル<3660>はストップ高比例配分となった。
<YN>
この銘柄の最新ニュース
三菱マのニュース一覧- (開示事項の経過)H.C.Starck Holdingの株式譲受手続完了について 2024/12/18
- 執行役社長交代、代表執行役および執行役等の異動に関するお知らせ 2024/12/11
- 前場に注目すべき3つのポイント~CPI通過後のアク抜けを想定した押し目狙い~ 2024/12/11
- [PTS]ナイトタイムセッション17時30分時点 上昇90銘柄・下落69銘柄(東証終値比) 2024/12/10
- 「全固体電池」量産化に向け開発加速へ、評価機運高まる有望株リスト <株探トップ特集> 2024/12/04
マーケットニュース
- 明日の株式相場に向けて=トヨタ巻き込み「企業防衛」のテーマ爆誕 (12/25)
- 東京株式(大引け)=93円高、朝高後は値を消すも取引終盤に再浮上 (12/25)
- 明日の為替相場見通し=欧米休場で動意薄の展開 (12/25)
- 欧米為替見通し:ドル・円はやや下げ渋る展開か、クリスマスのため主要通貨の為替取引は動意薄の状態が続く見込み (12/25)
おすすめ条件でスクリーニング
三菱マテリアルの取引履歴を振り返りませんか?
三菱マテリアルの株を取引したことがありますか?みんかぶアセットプランナーに取引口座を連携すると売買履歴をチャート上にプロットし、自分の取引を視覚的に確認することができます。
アセットプランナーの取引履歴機能とは※アセプラを初めてご利用の場合は会員登録からお手続き下さい。