パウエルFRB議長の上院での議会証言を受けた利下げ期待に、寄り付き後、上昇。議長が下院での証言でも時期を明確化しなかったものの、利下げの条件が整いつつあることを示唆したため相場は終日堅調に推移し、終盤にかけ上げ幅を拡大した。ナスダックはアップルやエヌビディアの上昇も支援し、7日連続で過去最高値を更新した。本日の東証グロース市場250指数先物は、前営業日比3 pt高の652ptからスタートした。朝方は弱含む場面があったものの、その後は切り返し、後場にかけて堅調な値動きとなった。日経平均株価が連日で史上最高値を更新する中、投資マインドの改善により新興市場も買いが優勢となる一方、今晩米国で米消費者物価コア指数や前週分新規失業保険申請件数を控えていることもあり、655pt処では利益確定売りが目立った。未だレンジを上放れていないなど東証プライムとの温度差を残しつつ、653ptで取引を終了した。東証グロ-ス市場の主力株では、QPS研究所<5595>やTKP<3479>などが上昇した。 <SK>
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