1. 会社概要
プロディライト<5580>はクラウドPBXを通じたIP電話※1サービスを提供する音声ソリューション事業を展開しており、クラウドPBXを提供するシステムサービス、IP回線によって音声通信を提供する回線サービス、IP電話などの端末機器販売という3つのオールインワンサービスをワンストップで提供している。サービス内容は、システムサービスでは、クラウド技術をPBXに応用したクラウドPBX「INNOVERA」を独自に開発、社内に物理的に設置していたPBXを「INNOVERA」に替えることで、スマートフォンやパソコン、IP電話機などを使って場所を問わず固定電話の機能を利用することができる。回線サービスでは、「INNOVERA」に直接収容(接続)可能なIP電話回線サービスの「IP-Line」を提供、端末機器の販売では、クラウドPBXと組み合わせて利用するSIP電話機※2を販売している。2024年8月期のサービス別売上高構成比は、システムサービス34.3%、回線サービス51.0%、端末販売12.5%、その他2.2%となっている。
※1 IP電話:インターネット接続によって通話ができる電話。
※2 SIP(Session Initiation Protocol)電話機:プロトコルを利用した、インターネット上で利用できる電話機。
現在、M&Aなどでさらなる成長と業容拡大を目指している
2. 沿革
同社は2008年に、現 代表取締役社長の小南秀光(こみなみひでみつ)氏と現 専務取締役の川田友也(かわたゆうや)氏によって設立された。2011年にクラウドコールシステムやビジネス電話システムを発売、2015年には現在主力となっているクラウド電話システム「INNOVERA PBX」とクラウド直接収容型電話回線「IP-Line」の提供を開始、2018年にはSIP端末で世界No.1シェアと言われるYealinkとディストリビューター契約を締結した。2020年に「INNOVERA」のメジャーアップデート「INNOVERA PBX2.0」の提供を開始するとともに、AI技術の取り込みを加速して業容を拡大、2023年には東京証券取引所グロース市場上場を果たした。現在、中期経営計画を策定し、企業連携やM&A、新サービスを強化するなどさらなる成長と業容拡大を目指している。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 宮田仁光)
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