―決算で売られた銘柄! 下落率ランキング―
企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。
以下に挙げたのは、決算発表が「マイナス・インパクト」となった可能性のある東証スタンダード・グロースの銘柄である。株価が決算発表前日の10月31日から1日の決算発表を経て2日大引け現在、水準を切り下げている銘柄を下落率の大きい順にランキングした。
▲No.1 ニッカトー <5367>
24年3月期の連結経常利益を従来予想の11.8億円→9億円(前期は11.7億円)に23.7%下方修正し、一転して23.5%減益見通しとなった。
▲No.2 安永 <7271>
24年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結経常利益は前年同期比52.7%減の1億9000万円に大きく落ち込み、通期計画の6億5000万円に対する進捗率は29.2%にとどまり、5年平均の36.1%も下回った。
▲No.4 東洋埠頭 <9351>
24年3月期の連結経常利益を従来予想の17億円→14億円(前期は18.4億円)に17.6%下方修正し、減益率が7.9%減→24.2%減に拡大する見通しとなった。
■決算マイナス・インパクト銘柄
コード 銘柄名 市場 下落率 発表日 決算期 経常変化率
<5367> ニッカトー 東S -2.30 11/ 1 上期 -8.74
<7271> 安永 東S -2.09 11/ 1 上期 -52.74
<7883> サンメッセ 東S -1.09 11/ 1 上期 89.41
<9351> 東洋埠頭 東S -0.21 11/ 1 上期 -43.56
※下落率は「決算発表前日の終値を基準とした2日大引け株価の変化率」。下落率、経常変化率は「%」。
「上期」は第2四半期累計決算。
株探ニュース
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