(FOMC)での利上げ見送り観測を受けて、終日堅調な相場展開だった。シカゴ日経225先物清算値(12月限)は、大阪比100円安の30600円。円相場は1ドル149円10銭台で推移している。
シカゴ先物にサヤ寄せする格好から、やや売り先行で始まりそうだ。米国市場の上昇は材料視されるものの、FOMCを控えるなかでの持ち高調整に伴う買い戻しとみられ、インパクトは限られそうである。一方で、日銀の金融政策決定会合の結果を見極めたいとする模様眺めムードが強まりそうだ。現状の緩和政策を継続するとの見方がコンセンサスであるが、植田総裁会見を見極めたいとして、結果発表後もアク抜け的な値動きは期待しづらい面はある。
昨日の日経平均は30500円に迫る場面が見られたが、後場半ば以降に商いを伴って下げ渋る動きをみせていた。東証プライムの売買高は29億株に膨れていたことから、押し目待ち狙いの買いのほか、重要イベントを前にした買い戻しの動きなども先回り的に入っていたと考えられる。一方で、日経225先物はナイトセッションで一時30390円まで売られる場面が見られており、10月5日に付けた直近安値に迫ってきた。同水準でのダブルボトムというよりは、節目の3万円を試す可能性が意識されやすく、戻り待ちの売り圧力には警戒しておきたい。
また、決算発表が本格化するなか、昨日はコマツ<6301>やエプソン<6724>、オムロン<6645>などの急落が目立った。イレギュラー的な面もあるが、決算に対して神経質にならざるを得ないだろう。決算後の反応を見極めつつ、押し目狙いのスタンスになりそうだ。なお、昨夕決算を発表したところでは、日特殊陶<5334>、関西電力<9503>、アルプスアル<6770>、OLC<4661>、ストライク<6196>、NEC<6701>などの動向が注目される。
<AK>
この銘柄の最新ニュース
特殊陶のニュース一覧- コーポレート・ガバナンスに関する報告書 2024/06/25 2024/06/25
- 前場に注目すべき3つのポイント~利食い優勢も下値の堅さは意識される~ 2024/06/21
- <06月05日の25日・75日移動平均線デッドクロス銘柄> 2024/06/06
- 自己株式の取得状況に関するお知らせ(会社法第459条第1項の規定による定款の定めに基づく自己株式の取得) 2024/06/03
- 前場に注目すべき3つのポイント~値がさハイテク株への押し目狙い~ 2024/05/28
マーケットニュース
- 空の革命カウントダウン! 高速浮上する「ドローン関連株」を追う <株探トップ特集> (06/26)
-
明日の株式相場に向けて=AI売買が作り出す違和感の正体 (06/26)
- 26日香港・ハンセン指数=終値18089.93(+17.03) (06/26)
- 欧米為替見通し:ドル・円は弱含みか、低調な米経済指標でドル選好は一服 (06/26)
日本特殊陶業の取引履歴を振り返りませんか?
日本特殊陶業の株を取引したことがありますか?みんかぶアセットプランナーに取引口座を連携すると売買履歴をチャート上にプロットし、自分の取引を視覚的に確認することができます。
アセットプランナーの取引履歴機能とは![アセプラ(アセットプランナー)](https://assets.minkabu.jp/images/stock/img_asset_tradehistory.png)
※アセプラを初めてご利用の場合は会員登録からお手続き下さい。