日本ガイシが大幅７日続落、国内有力証券が投資判断を引き下げ

　日本ガイシ<5333.T>が大幅安で７日続落し連日の年初来安値更新となっている。三菱ＵＦＪモルガン・スタンレー証券が２１日付で、投資判断を「オーバーウエート」から「ニュートラル」とし、目標株価を２２５０円から１９００円へ引き下げたことが嫌気されている。

　同証券によると、各国の排ガス規制強化に伴い自動車用セラミックス製品の業績が中期的に拡大するという見方は大筋で不変だが、ディーゼル・ガソリン車向け製品の将来的な需要減少に対する、市場懸念の早期払拭は難しいと判断。また、電力など自動車以外の事業についても足もと業績が弱含んでいるなど、業績に対する懸念も少なくないとしている。

出所：minkabuPRESS