都道の電柱ゼロへ、28日から都議会スタート
┗イトーヨーギョー(5287)
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*9月28日追記
東京都議会で所信表明演説に臨んだ小池知事は、自身が阪神・淡路大震災を経験したことを踏まえ、防災の観点から「道路の無電柱化」を推進する考えを示しました。
小池知事の演説が手がかりになり、イトーヨーギョーの株価は本日一時1,350円まで上昇し、年初来高値を更新する展開となりました。節目の1500円にも手が届くところまできましたね。
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東京都議会が28日から始まります。豊洲新市場の土壌汚染対策をめぐる問題で持ちきりとなっていますが、議論されるのは豊洲市場の移転だけではありません。
小池知事は、公約の一つに「都道の無電柱化」を掲げています。2020年の東京五輪を前に美観のほか、通学路の安全確保、災害時に緊急車両の通行を妨げないなど様々なメリットがあります。
無電柱化は小池知事就任以前から推進されていた政策で、平成30年度までの「東京都無電化推進計画」で、五輪開催までに競技会場周辺などの都道の無電柱化を完了させると盛り込まれています。
ただ、小池知事は都道の電柱ゼロを掲げていますので、無電化のペースは早まりそうです。
イトーヨーギョーでは、無電柱化を見据え、電線共同溝などの新施品を投入済み。無電柱化への思惑が再燃すれば、9月5日に付けた高値1329円の更新も視野に入るのではないでしょうか。
小野山 功