<動意株・2日>(前引け)=日ヒュム、北海電、伊藤園
北海道電力<9509.T>=上値指向を鮮明でバリューシフトの流れに乗る。半導体製造企業ラピダスが北海道・千歳市に最先端半導体の量産を目指す巨大工場を建設しており、2027年の量産開始を目指しているが、北海電はその関連有力株として注目度が高い。また、同社は26年3月期の営業利益が前期比3割減見通しと低調ながら、8月8日に開示された25年4~6月期の同利益は前年同期比27%増の438億9800万円と好調で、進捗率の高さから通期上方修正への期待を内包している。また、PER10倍前後、PBRが0.7倍台に放置されており割安感も強い。市場では「半導体関連など投資指標面で割高なハイテクセクターに足もと逆風が強まるなか、目先バリュー株への資金シフトが観測されており、同社はその受け皿となっている。また、直近9月1日付でモルガンスタンレーMUFG証券が同社株の目標株価を1450円に引き上げており、これを受けて上値余地が意識された」(中堅証券ストラテジスト)と指摘する。
伊藤園<2593.T>=大幅続伸し年初来高値を更新。1日の取引終了後、第1四半期(5~7月)連結決算を発表しており、売上高1308億7500万円(前年同期比4.7%増)、営業利益83億6000万円(同17.3%増)、純利益57億1200万円(同28.6%増)となった。全国的に記録的な高温・少雨だったことに加えて、前期に先行投資した広告宣伝費の効果もあり、主力の「お~いお茶」「健康ミネラルむぎ茶」ブランドの飲料製品を中心にリーフ・ドリンク事業の売上高・営業利益が好調に推移した。また、北米を中心に「お~いお茶」の海外販売も数量を伸ばした。 26年4月期通期業績予想は、売上高4900億円(前期比3.7%増)、営業利益255億円(同11.0%増)、純利益160億円(同13.0%増)の従来見通しを据え置いている。
※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。
出所:MINKABU PRESS
この銘柄の最新ニュース
日ヒュムのニュース一覧- 週間ランキング【業種別 騰落率】 (12月5日) 2025/12/06
- 週間ランキング【業種別 騰落率】 (11月21日) 2025/11/22
- 日本ヒューム、通期利益を上方修正、中期計画目標を2年前倒し達成見込み 増配など株主還元を強化 2025/11/18
- 決算マイナス・インパクト銘柄 【東証プライム】引け後 … 川重、コクサイエレ、SUMCO (11月11日発表分) 2025/11/12
- 決算マイナス・インパクト銘柄 【東証プライム】寄付 … SBG、川重、JX金属 (11月11日発表分) 2025/11/12
マーケットニュース
- シカゴ日経平均先物 大取終値比 200円高 (12月5日) (12/08)
- 今週の【重要イベント】FOMC、米貿易収支、メジャーSQ (12月8日~14日) (12/07)
- 今週の【新規公開(IPO)銘柄】 フィットクル (12/07)
- 株価指数先物 【週間展望】―ソフトバンクG次第で+2σ接近も (12/07)
おすすめ条件でスクリーニング
日本ヒュームの取引履歴を振り返りませんか?
日本ヒュームの株を取引したことがありますか?みんかぶアセットプランナーに取引口座を連携すると売買履歴をチャート上にプロットし、自分の取引を視覚的に確認することができます。
アセットプランナーの取引履歴機能とは
※アセプラを初めてご利用の場合は会員登録からお手続き下さい。