BTM、売上・利益ともに計画を大きく上回るペースで進捗 売上高は前期比+27.4%で過去最高を達成
MISSION(経営理念)
田口雅教氏:株式会社BTM代表取締役社長兼CEOの田口です。日頃から当社をご支援いただきまして、誠にありがとうございます。2025年3月期第1四半期の決算報告をします。
当社のミッションです。当社は「日本の全世代を活性化する」というミッションを掲げ、全世代の人々が活き活きと暮らせる世の中の実現を目指しています。私と、もう1人の代表が地方出身で、昔から首都圏と地方の機会格差を是正していきたいと考えていたことから、立ち上げた会社です。
「優秀な人財がいても、就業の選択肢が狭く活躍の場が少ない」「技術・ノウハウを持つ企業があっても、活かせる場が少ない」など、人・企業に対して機会提供を行うことで、活性化を促していきたいと考えています。
したがって、当社は積極的に地方人財を活用し、企業のDXを推進する事業を行っています。
アジェンダ
スライドは、本日のアジェンダです。
エグゼクティブサマリー
2025年3月期第1四半期の決算概要について、ご説明します。
エグゼクティブサマリーです。今期は内部への投資を行う関係で、トップラインは控えめです。利益も減益の方針で予算を策定していますが、第1四半期は前年同期比で大幅な増収増益を達成しています。
売上高は、前年同期比27.4パーセント増の12億2,400万円、通期予算に対する進捗率は26.4パーセントです。営業利益は前年同期比17.5パーセント増の3,500万円、通期予算に対する進捗率は47.0パーセントです。四半期純利益は前年同期比19.5パーセント増の2,300万円、通期予算に対する進捗率は47.8パーセントです。
さまざまな投資を行いつつも、前期を上回る数字を達成しています。また、業績ポイントに記載のとおり、自社株式の取得を決定しました。詳細は後ほどご説明します。
P/Lサマリー
P/Lサマリーです。売上高は前年同期比27.4パーセント増の12億2,400万円と、四半期の売上としては過去最高を達成しています。人材投資などにより販管費は増加しているものの、営業利益以下の利益面は、前年同期比を上回る大幅な増益となっています。
第1四半期進捗率
通期予算に対する進捗率です。売上高の進捗率は、26.4パーセントです。当社のビジネスモデル上、下期に向けて予算が高まっていくため、非常に順調な進捗率となっています。
営業利益・経常利益・当期純利益の進捗率は、すでに50パーセント弱となっており、非常に上振れて進捗しています。
売上高・営業利益四半期推移
売上高・営業利益の四半期推移です。売上高は右肩上がりで、四半期の売上は過去最高を達成しています。
営業利益も、投資を行っているにもかかわらず、前年同期比で17.5パーセント増の大幅増益となっています。
営業利益分析
営業利益分析です。主に投資の状況についてまとめています。今期は来期以降の成長に向け、人材投資をする期と位置づけています。
1つ目の自社エンジニアの増員を目的とした昇給については、計画どおりに実施しています。
2つ目の業容拡大に向けた幹部人材・必要人材の増員については、採用単価を抑えながらも、エンジニア・営業の採用ができています。
3つ目の営業体制を強化するためのコンサルの活用についても、計画どおり開始しています。仕組み作り・営業力の底上げ等、下期以降の売上成長率の上昇を見込んでいます。今期に取り組むべき人材投資も、順調に進んでいる状況です。
トピックス1 自己株式の取得
第1四半期のトピックスについて、ご説明します。
トピックス1つ目として、エグゼクティブサマリーでもお伝えしたとおり、自己株式を取得します。取得株数上限を5,000株とし、取得総額上限を1,250万円としています。期間は8月19日から9月20日までの約1ヶ月間です。
トピックス2 業容拡大
トピックス2つ目は、札幌でのITエンジニアリングサービスの開始です。東京、大阪、福岡、名古屋に次いで、主要拠点でのサービス拡大となります。
北海道圏のエンジニアに全国の案件を供給し、技術およびキャリアの幅を広げていただきます。そして、北海道圏にあるエンジニア不足の企業に対しては、全国から人材を集め、IT人材支援を行い、DXを推進していきます。
トピックス3 金融機関との協業を積極的に推進
トピックス3つ目は、徳島大正銀行および、りそな銀行との協業開始です。ビジネスマッチングというかたちで、取引のある企業をご紹介いただき、DXの推進で連携します。
トピックス4 金融機関との連携による実績
トピックス4つ目として、八十二銀行よりご紹介いただいた、武重商会の受発注システムの開発を受注しました。こちらは、八十二銀行との間で成約した第1号案件です。案件規模も大きく、武重商会の基幹システムのリプレイスとなります。
引き続き、さまざまな企業をご紹介いただいていますので、今後も地方のDXを進めていきたいと考えています。
トピックス5 人材育成
トピックス5つ目として、当社のインフラエンジニアが「2024 Japan AWS All Certifications Engineers」に選出されました。AWS社が運営する12の認定資格をすべて取得した者が、選出されます。
当社はAWSというクラウドに力を入れています。今後も、当社独自の教育プログラムを用いて、全国に優秀なエンジニアを輩出していきます。
トピックス6 業容拡大に向けて管理職育成
最後のトピックスです。管理職育成の一環として、マネディク社のサービス「マネディク」を導入しました。
こちらは事業会社にマッチした管理職育成サービスです。この研修により、さらなる事業成長を図っていきたいと考えています。
2025年3月期業績予想(変更なし)
2025年3月期の業績見通しについてです。2025年3月期の業績予想に変更はありません。売上高は、前期比11.4パーセント増の46億2,900万円、営業利益は前期比50.9パーセント減の7,500万円、経常利益は前期比53.4パーセント減の7,000万円、当期純利益は前期比55.9パーセント減の4,800万円を予定しています。
第1四半期の業績でお伝えしたとおり、通期の利益の進捗率は、すでに50パーセント近くの水準で、大幅に達成する傾向にあります。しかしながら、今期は人材投資、M&A、各部門の体制強化などに投資するため、業績は据え置きとしています。来期以降、成長を加速させていきますので、ご理解いただけると幸いです。
重要KPI推移
重要KPIの推移です。営業人員は、計画どおり増員できています。アカウント数も順調に増加しています。昨年低迷していた自社エンジニア数も、今期はほぼ計画どおりに増員しており、各種KPIは概ね問題なく進捗しています。
以上、2025年3月期第1四半期の決算説明とします。
田口氏からのご挨拶
今期は投資の期ということで、売上の成長率を抑え、利益も減益としているものの、非常によいスタートが切れました。
引き続き内部への投資を行い、体制を強化していきます。事業成長というかたちで、株主のみなさまに還元したいと考えていますので、ご支援のほど、よろしくお願いします。ご視聴いただきまして、誠にありがとうございました。
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