AGCが後場下げ幅拡大、24年12月期利益予想を下方修正
ライフサイエンスセグメントのバイオ医薬品CDMO(医薬品開発製造受託機関)事業における受託売り上げの減少を織り込んだほか、建築ガラスセグメントの主要市場である欧州の景気減速の影響なども反映させた。また、バイオ医薬品CDMO事業について減損損失を計上することも最終損益を悪化させる。なお、売上高は為替による増収効果に加えて、電子セグメントの電子部材における出荷増加がバイオ医薬品CDMO事業の売り上げ減をカバーし、売上高は2兆1000億円(同4.0%増)の従来見通しを据え置いた。
同時に発表した第2四半期(1~6月)決算は、売上高1兆152億円(前年同期比3.0%増)、営業利益566億9000万円(同11.9%減)、最終損益1145億円の赤字(前年同期405億7800万円の黒字)だった。
出所:MINKABU PRESS
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