NYDOW;37798.97;+63.86
Nasdaq;15865.25;−19.77
CME225;38465;+75(大証比)
[NY市場データ]
16日のNY市場はまちまち。ダウ平均は63.86ドル高の37,798.97ドル、ナスダックは19.77ポイント安の15,865.25で取引を終了した。国際通貨基金(IMF)による経済成長率の上方修正や予想を下回った住宅関連指標を受け、寄り付き後、まちまち。その後、連邦準備制度理事会(FRB)のジェファーソン副議長がインフレが長期化した場合の高金利長期化の可能性を指摘すると金利が上昇し、相場の上値が抑制された。さらに、パウエル議長は経済が強く、利下げに向けたインフレの進展が不十分で現行の金利を想定以上に長く維持する可能性に言及したため売り材料となった。
ただ、次の行動が利下げであることには変わりはなく、また、良好な成長期待に終盤にかけてダウは再び買われ底堅く推移。一方、金利高が重しとなりナスダックは下落となり、まちまちで終了。セクター別では、半導体・同製造装置、ヘルスケア機器・サービスが上昇した一方で不動産管理・開発が下落した。シカゴ日経225先物清算値は大阪日中比75円高の38,465円。ADR市場では、対東証比較(1ドル154.67円換算)で、三井トラスト<8309>、ルネサス<6723>、日産自<7201>、資生堂<4911>などが上昇した一方で、セコム<9735>、AGC<5201>、オムロン<6645>、NTT<9432>などは下落し、全体はまちまちとなった。
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