ブリヂストンや住友ゴムが安い、ＪＰモルガンはタイヤセクターを「弱気」に

　ブリヂストン<5108.T>や住友ゴム工業<5110.T>などタイヤ関連株が軟調。ＪＰモルガン証券は１日、タイヤセクターのスタンスを「中立」から「弱気」に引き下げた。同時にブリヂストンのレーティングを「オーバーウエート」から「ニュートラル」に引き下げ目標株価５２００円とした。住友ゴム工業も「ニュートラル」から「アンダーウエート」とし、目標株価は１９００円から１８５０円に見直した。海外タイヤ需要減退局面で価格競争が激化する一方、天然ゴムなど主原料は反発の兆しをみせていることを懸念している。
　一方、東洋ゴム工業<5105.T>は「ニュートラル」から「オーバーウエート」へ引き上げた。目標株価は２６００円から３３００円に見直した。北米でのＳＵＶタイヤを中心としたニッチ戦略でタイヤの価格競争と一線を画している点などに注目している。

ブリヂストンの株価は１４時５分現在５００９円(▼１６６円)
住友ゴムの株価は１４時５分現在２１９５円(▼１６円)
洋ゴムの株価は１４時５分現在２８２２円(△７８円)



出所：株経通信（株式会社みんかぶ）