洋ゴムがが３日続落、１４年１２月期予想の上方修正も買い一巡後は目先売りに押される

　東洋ゴム工業<5105.T>が３日続落。同社はこの日、午前１１時に今１４年１２月期通期業績を修正。連結売上高は４０００億円（前期比８．０％増）の従来予想を据え置いているが、営業利益では４００億円から４５５億円（前期比２２．２％）へ上方修正。また、期末に実施する年間配当も３０円から４０円（前期実績１２円）に引き上げた。これを好感して一時先週末比７１円高の１９６８円まで買われたが、買い一巡後は目先的な売りに押されている。タイヤ販売の構成良化や原材料価格の低下が利益を押し上げているが、原材料価格の低下は株価に織り込まれているようだ。

洋ゴムの株価は１１時３０分現在１８１５円（▼８２円）


出所：株経通信（株式会社みんかぶ）