洋ゴムが続伸、２３年ぶり高値圏もＰＥＲ１０倍割れで水準訂正継続

　東洋ゴム工業<5105.T>が全体相場の地合いに支えられて続伸。時価は１９９１年以来２３年ぶりの高値圏にあるがＰＥＲは１０倍以下と指標面では依然として割安水準にあり、５日移動平均線を絡めた下値切り上げ波動を継続している。高付加価値のＳＵＶ向けタイヤが北米中心に絶好調、原料の天然ゴム価格の下落で利益率も改善している。市場では「６月１０日に発表予定の中期経営計画に注目」（市場関係者）という指摘が出ている。また、１４年１２月期業績の上振れ余地に期待する声も根強い。

洋ゴムの株価は１３時４０分現在８９７円（△７円）


出所：株経通信（株式会社みんかぶ）