キットア、今期経常を一転50％増益に上方修正・最高益更新へ

　キットアライブ <5039> [札証Ａ] が11月14日大引け後(15:30)に決算を発表。22年12月期第3四半期累計(1-9月)の経常利益(非連結)は1億2900万円となった。
　併せて、通期の同利益を従来予想の1億1400万円→1億7400万円(前期は1億1600万円)に52.6％上方修正し、一転して50.0％増益を見込み、4期連続で過去最高益を更新する見通しとなった。

　会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した7-12月期(下期)の経常利益も従来予想の3700万円→9700万円に2.6倍増額した計算になる。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　　第３四半期累計期間において、既存顧客からの追加受注が堅調に推移しており、売上高については計画を上回る結果となりました。併せて、既存顧客からの案件割合が増加したことにより業務効率が上がった結果、労務費が当初計画を下回って推移いたしました。　費用につきましても、効率化により抑制できた広告宣伝費及び従業員募集費、また、海外を含む出張の中止に伴う旅費交通費の削減等により、販売費及び一般管理費が当初計画を下回って推移いたしました。　第４四半期会計期間もクラウドソリューション事業は順調に推移する見通しで、売上拡大、生産性向上に伴う売上総利益の増加及び全般的な費用の低減により、前回公表予想の営業利益以下各段階利益を大きく上回る見込みとなります。　以上の理由により、通期の業績予想を修正いたします。なお、新型コロナウイルス感染症の拡大に関して不確実な状況は続いておりますが、現時点で今後の方針に変更はありません。　（注） １．上記の予想は、本資料の発表日現在において入手可能な情報に基づき算出したものであり、今後様々な要因により実際の業績が記載の予想数値と異なる可能性があります。　２．2022年７月11日付で普通株式１株につき500株の割合で株式分割を行っております。前期の期首に当該株式分割が行われたと仮定し、前期実績の１株当たり当期純利益を算定しております。　３．2022年12月期の期首より「収益認識に関する会計基準」（企業会計基準第29号　2020年３月31日）等を適用しており、2022年12月期通期業績予想数値の修正における前期実績について当該基準適用前の実績値を記載しております。