大幅反発。先週末に業績予想の上方修正を発表している。上半期営業利益は従来予想の7億円から14億円、前年同期比36.7%増に、通期では14億円から20億円、前期比0.9%減にそれぞれ引き上げ。コスト抑制や効率化の継続などによって、収益力が想定以上に高まっているもよう。今期の大幅減益見通し発表で株価は急落した経緯もあるが、一気にその下落分を埋める展開となっている。
WSCOPE<6619>:1979円 ウ -
ストップ安売り気配。韓国子会社の韓国証券取引所上場に関する詳細が発表されている。上場予定日は9月30日で、公開価格は6万ウォンに決定したと発表。上場時の時価総額は2兆200億ウォンとなる。公開価格の予定範囲から上場時時価総額は2.7兆ウォンから3.4兆ウォンになるとみられていたため、2割程度期待水準を下回る形とみられる。先週の韓国紙の報道に近い水準とみられるが、正式決定であらためて嫌気売りが集まっている。
クロスキャット<2307>:1316円(-162円)
大幅続落。先週末に上半期業績予想の上方修正を発表、営業利益は従来の4.8億円から7.5億円、前年同期比69.7%増にまで引き上げている。官公庁、通信及び製造向けの案件が好調に推移しているほか、売上原価及び販管費の抑制も進んでいるもよう。ただ、第1四半期は3.8億円で同3.1倍の水準であったため、大幅上方修正への期待は高かったとみられる。先週末にかけて高値更新が続いていたことで、目先の材料出尽くし感が強まる形に。
コーセル<6905>:856円(-73円)
大幅反落。先週末に第1四半期の決算を発表、営業利益は7.8億円で前年同期比0.4%減益となっている。原材料費の上昇、人件費や経費の増加などが響いたもよう。もともと上半期は同9.0%の減益予想であったが、前四半期は4四半期ぶりの増益転換を果たしていたこともあり、再度のモメンタム低下をネガティブ視する動きが先行へ。なお、第1四半期は受注高も前年同期比で2ケタ減少となっている。
gumi<3903>:953円(+30円)
大幅反発。出資先であるオーバースが準備する新規アイドルグループ創造プロジェクトの総合プロデューサーに、秋元康氏が就任すると発表している。同プロジェクトでは、「ブロックチェーン技術とメタバースによる活動領域の拡大」をコンセプトとした新しいアイドルグループを創造し、活動を展開していく予定。アイドル業界において豊富な実績及び経験を有する秋元氏のプロデュースにより、今後の事業展開への期待が高まる状況に。
グローバルセキュ<4417>:6640円(+930円)
大幅に3日ぶり反発。10月31日を基準日として1株につき2株の割合で分割すると発表している。投資単位当たりの金額を引き下げ、株式の流動性を高めるとともに投資家層の拡大を図ることが目的。株式分割に併せて定款を一部変更し、発行可能株式総数を648万株から1296万株に拡大する。株式分割が好感されていることに加え、前営業日までの続落で値頃感があることも買いを後押ししているようだ。
マーキュリーRI<5025>:1356円(+274円)
大幅に5日ぶり反発。不動産評価や地価マップなどの情報を提供するタス(東京都中央区)と事業提携に関する契約書を締結すると発表している。タスは、全国の不動産評価をワンストップで行える不動産評価クラウドサービス(SaaS)を展開している。タスが提供するSaaS「TAS-AP」にマーキュリーリアルテックイノベーターが保有するデータを連携させ、金融機関などの不動産評価業務をサポートする。
eWeLL<5038>:3875円 -
上場2営業日目で公開価格(1700円)の2.3倍となる3910円で初値を付けた。会社設立は12年6月11日。主な事業は在宅医療分野での業務支援事業。22年12月期の営業利益予想は前期比39.9%増の5.62億円。訪問看護ステーション向けのSaaS型業務支援ツールを提供する主力のクラウドサービスが順調に推移するほか、レセプト業務を代行するBPOサービスが伸び、増益に貢献すると見込んでいる。第2四半期累計の実績は3.37億円だった。 <ST>
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