昭和シェル、今期経常を50％下方修正

　昭和シェル石油 <5002> が2月13日大引け後(15:00)に業績修正を発表。19年3月期(15ヵ月の変則決算)の連結経常利益を従来予想の1600億円→800億円に50.0％下方修正した。

　会社側が発表した下方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した7-3月期(下期)の連結経常利益も従来予想の845億円→45.7億円に94.6％減額した計算になる。

　※19年3月期(15ヵ月決算)が決算期変更のため、前年同期に同じ期間がない場合は前年同期との比較を表記していません。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　　前回公表時（2018年８月９日）の業績予想に対して、原油価格が想定価格よりも下落したことに伴う棚卸資産評価の影響額の減少や、太陽光パネル市場における価格競争の激化に伴う平均販売単価の下落等により、営業利益、経常利益及び親会社株主に帰属する当期純利益が前回予想を下回る見通しとなりました。在庫影響を除いた場合の連結経常利益相当額につきましては、通期で800億円程度となる見込みであります。　なお、上記見通しは、2019年１月から2019年３月のドバイ原油60ドル／バレル、為替レート110円／ドルを前提としています。（注）上記の業績予想は、本資料の発表日現在における情報に基づき判断したものであり、リスクや不確実性を含んでおります。従いまして、当社グループの業績は、経済情勢や市場動向並びに為替レートの変動等の要因により記載の予想数値と異なる結果となる可能性があります。