<注目銘柄>=タカラバイオ、HF10の貢献を評価不足
同社は昨年12月、大塚ホールディングス<4578.T>傘下の大塚製薬と、腫瘍溶解性ウイルス「HF10」の国内における開発・販売権を最大約30億円(契約一時金+開発マイルストーン)で導出すると発表。契約一時金を計上することから、1月30日には17年3月期連結業績予想を上方修正した。ただ、株価はまだ同導出の貢献を評価不足だ。
「HF10」は現在、日本国内では悪性黒色腫(メラノーマ)を対象とした第1相臨床試験、米国では第2相臨床試験を実施しているが、特に注目されるのは大きな金額での契約が期待される海外の開発販売権で、試験の結果を受けた導出に期待が持てる。
また、研究用試薬の製造・販売を行う米ルビコン・ゲノミクス社(ミシガン州)の全株式を取得し、子会社化すると発表したことにも注目。来年3月買収予定の米ウェファージェン・バイオシステムズと合わせ同社はシングルセル解析に必要な機器、試薬の全ラインアップを揃えたことになり、米国での販路や管理体制も含めて今後の成長に寄与しそうだ。(温羅)
出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)
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