(3) 工事事業
セグメント売上高は10,199百万円(前年同期比29.2%増)、営業利益は1,002百万円(同120.9%増)と大きく回復した。
(注:下記の「関係会社別売上高」は、内部取引を含むため、合計額はセグメント売上高と一致しない)
a) ボンドエンジニアリング:売上高6,013百万円(前年同期比9.1%増)※
注力している橋梁などの社会インフラの補修・改修・補強工事が好調に推移した。
※2022年6月に子会社であった山昇建設(株)を吸収合併した。四半期・前年同期ともに山昇建設の売上高を含む。
b) コニシ工営:売上高925百万円(同26.9%増)
北海道を地盤とする連結子会社である。公共・民間工事ともに順調に推移した。
c) 近畿鉄筋コンクリート:売上高655百万円(同45.0%増)
前年の受注が好調であったことから、これらの工事の進捗が順調に推移して増収となった。
d) 角丸建設:売上高2,108百万円(同74.1%増)
受注工事を順調に消化して大幅増収となったが、前期の水準が低すぎたとも言える。前々期に大型工事案件を受注した反動で前期は大幅減収となった。
3. 2024年3月期第2四半期の設備投資額
(1) 設備投資額と減価償却費
2024年3月期第2四半期の設備投資額は通常の機械設備等の更新も含めて2,850百万円、減価償却費は864百万円となった。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 寺島 昇)
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