東証プライムの騰落銘柄は、値下がり銘柄が1400に迫り、全体の7割超を占めた。セクターでは、空運、鉱業、海運など8業種が上昇。一方、電気機器、輸送用機器、ゴム製品、金属製品、機械など25業種が下落した。指数インパクトの大きいところでは、KDDI<9433>、花王<4452>、資生堂<4911>、三越伊勢丹<3099>、アサヒ<2502>がしっかりだった半面、ソフトバンクG<9984>、ダイキン<6367>、ソニーG<6758>、テルモ<4543>、ファナック<6954>が軟調だった。
週明けの米国市場は、主要株価指数は大幅続落。欧州では天然ガスの供給途絶リスクが再び意識され、欧州株が約1カ月ぶりの水準まで下落したことも投資家心理を悪化させた。東京市場では、米欧の景気減速懸念が拭えていないだけに、世界の景気敏感株とみなされる日本株にも運用リスクを圧縮する動きに向わせ、日経平均の下げ幅は一時400円に迫る場面もあった。一方、政府が新型コロナウイルス感染症の水際対策緩和などで検討を始めたと伝わったことで、百貨店や旅行関連株などリオープン銘柄に物色の矛先が向かった。
注目が集まっているジャクソンホール会議でのパウエルFRB議長の講演では、足元のインフレ要因や今後の金融政策の方向性について語るとみられる。現状、9月の米連邦公開市場委員会(FOMC)では、0.75%の大幅利上げへの警戒が再燃する格好であり、発言内容を見極めたいところであろう。そのため、米国市場の動きに一喜一憂する展開が続きそうである。
<FA>
この銘柄の最新ニュース
資生堂のニュース一覧- 日経平均は続伸、円安で買われるも中国株やCPI発表が重しに 2024/10/10
- 日経平均寄与度ランキング(前引け)~日経平均は続伸、ソフトバンクGが1銘柄で約56円分押し上げ 2024/10/10
- 後場に注目すべき3つのポイント~買い一巡後は中国市場にらみで上げ幅縮小 2024/10/10
- 日経平均は続伸、買い一巡後は中国市場にらみで上げ幅縮小 2024/10/10
- PAYSAGE(ペイサージュ) meets LAURA MERCIER(ローラ メルシエ) WINTER AFTERNOON TEA “Atelier Enchante” 2024/10/10
マーケットニュース
- 東京株式(寄り付き)=続伸、下値に買いが入り堅調スタート (10/11)
- 日経平均11日寄り付き=255円高、3万9636円 (10/11)
- チヨダが大幅高で4年3カ月ぶり高値圏へ、業績絶好調で3~8月期営業74%増益予想に増額 (10/11)
- セブン&アイが続落、グループ再編加速も海外コンビニ低迷で今期は一転最終減益予想 (10/11)
資生堂の取引履歴を振り返りませんか?
資生堂の株を取引したことがありますか?みんかぶアセットプランナーに取引口座を連携すると売買履歴をチャート上にプロットし、自分の取引を視覚的に確認することができます。
アセットプランナーの取引履歴機能とは※アセプラを初めてご利用の場合は会員登録からお手続き下さい。