連結業績では、事業収益を0.06億円(前期は0億円)、営業損失を8.45億円(前期は9.94億円)、経常損失を8.33億円(前期は9.40億円)、親会社株主に帰属する当期純損失を8.26億円(前期は9.33億円)と見込んでいる。
事業収益は、化粧品分野向け等の機能性ペプチド販売収入を計上する予定。事業費用は前期比1.42億円減の8.51億円を見込んでおり、その内訳として、研究開発費は抗体誘導ペプチドFPP003およびFPP005の開発費減少等により前期比1.95億円減の4.85億円、その他の販売費および一般管理費は前期比0.51億円増の3.65億円を予定している。
同社グループは、主に花粉症を対象疾患として開発中の抗体誘導ペプチドFPP004Xの臨床試験開始に向けた前臨床試験や、機能性ペプチドSR-0379の追加第3相臨床試験の準備を進めている。また、抗体誘導ペプチドの創薬プラットフォーム技術を活用し、多様な疾患に対する新規パイプライン創出に向けた探索研究にも取り組んでいる。
なお、単体業績予想も連結業績予想とほぼ同様の内容を見込んでいる。第3四半期決算短信公表時点(2024年11月14日)では、事業収益が新規提携候補先等との交渉状況に依存し、不確実性が高いため業績予想を公表していなかったが、2024年12月期の事業収益が上記の見込みとなったことから、今回業績予想を公表した。
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