―決算で買われた銘柄! 上昇率ランキング―
企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。
以下に挙げたのは、決算発表が「プラス・インパクト」となった可能性のある銘柄である。株価が決算発表前日の12月4日から7日の決算発表を経て8日大引け現在、水準を切り上げている銘柄を上昇率の大きい順にランキングした。
★No.1 メディアS <4824>
21年7月期第1四半期(8-10月)の連結経常利益は前年同期比2.8倍の8500万円に急拡大し、8-1月期(上期)計画の3300万円に対する進捗率が257.6%とすでに上回り、さらに5年平均の70.7%も超えた。
★No.2 学情 <2301>
20年10月期の経常利益(非連結)は前の期比32.5%減の13.7億円に落ち込んだが、従来予想の11.5億円を上回って着地。
★No.3 元旦 <5935>
21年3月期第2四半期累計(4-9月)の経常利益(非連結)は前年同期比2.1倍の3億6700万円に急拡大し、従来の4000万円の赤字予想から一転黒字で着地。
■決算プラス・インパクト銘柄
コード 銘柄名 市場 上昇率 発表日 決算期 経常変化率
<4824> メディアS 東M +16.61 12/ 7 1Q 183.33
<2301> 学情 東1 +6.95 12/ 7 本決算 21.72
<5935> 元旦 JQ +4.94 12/ 7 上期 113.37
<1928> 積水ハウス 東1 +4.80 12/ 7 3Q -18.23
<7435> ナ・デックス JQ +3.05 12/ 7 上期 -18.37
※上昇率は「決算発表前日の終値を基準とした8日大引け株価の変化率」。上昇率、経常変化率は「%」。本決算の経常変化率は今期予想。
「1Q」は第1四半期決算。「上期」は第2四半期累計決算。「3Q」は第3四半期累計決算。
株探ニュース
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