本日のマザーズ先物は、小幅ながら続伸した。米国の対中制裁関税強化方針や対日強硬スタンスなど米国の通商政策への警戒感から、全般は模様眺めムードが広がるなか、全般は小動きにとどまった。マザーズ市場で個別材料株に個人投資家の投資資金が流入したこともマザーズ先物高に寄与したとみられる。また為替が1ドル=111円前後と先週末に比べ円安傾向にあるほか、時間外取引での米国株価指数先物が堅調に推移していることもプラスに働いたようだ。ただ、米国による対中制裁関税第3弾の発動時期や第4弾の行方など先行き不透明要因も多く、積極的に上値を買い上がる投資家はおらず、狭いレンジ内での取引にとどまった。本日のマザーズ市場では、北欧のライフスタイルを体験できるテーマパーク「メッツァビレッジ」のテナント第2弾を発表したフィンテック<8789>や直近IPO銘柄のanfac<7035>がストップ高となったほか、今期営業損益が黒字転換見通しのメディアS<4824>が大幅続伸した。
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