<動意株・5日>(前引け)=ワッツ、ACCESS、Speee
ワッツ<2735.T>=3連騰で年初来高値更新。急速に株価水準を切り上げ、8月1日の年初来高値808円を払拭し新値街道に突入した。100円ショップ大手で小規模店舗を直営で展開しているのが特徴。為替が円高方向に振れていることで、輸入コストの改善が期待できるほか、月次売上高も前年同月を上回る水準が続いている。国内で物価上昇傾向が強まるなか、同社をはじめ100円ショップは改めて消費者の低価格志向をとらえている。同社はPBR0.8倍台で水準訂正途上にあり、株式需給面では直近データで信用買い残が30万株を下回るなど整理が進捗していることも上値を軽くしている。ACCESS<4813.T>=3日ぶり急反発。同社や日本電信電話<9432.T>、NEC<6701.T>など9社は4日、各社が持つ技術や製品を組み合わせて400Gbpsの高速データセンター間接続を実現するIOWNネットワークソリューションを提供する体制が整ったと発表。これが材料視されているようだ。今後はデータセンター間接続の更なる高速・大容量化のニーズに加えて、データセンター内のバックエンドネットワークの高速・大容量化やデータセンターの電力消費量削減のニーズなどに対しても、各社が持つ技術や製品等を組み合わせることで対応するとしている。
Speee<4499.T>=物色の矛先向かい大幅高。5日、子会社のDatachainなどが、ステーブルコインのクロスボーダー送金基盤の構築に向けた共同プロジェクトを開始したと発表。これを材料視した買いが入ったようだ。メガバンクなどが出資するProgmat(東京都千代田区)とDatachainが連携して基盤の構築に取り組む。2025年の商用化に向け、速やかにプロトタイプを用いた実証実験を開始する方針という。5日付の日本経済新聞朝刊は1面トップで、「三菱UFJフィナンシャル・グループ(FG)など3メガ銀行は、銀行間の国際的な決済インフラやブロックチェーン技術を使って瞬時に国際送金する仕組みをつくる」と報道。他の邦銀や欧米の大手行など10以上の主要金融機関と今秋にも実用化に向けた実証実験を始めるとしている。記事のなかでは、ProgmatやDatachainなどと送金の仕組みを構築し、銀行間で利用可能なステーブルコインを発行すると伝えている。
※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。
出所:MINKABU PRESS
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