IP Infusion(本社:米国カリフォルニア州、最高経営責任者:緒方 淳)は、本日、2023年通期※のドル建て売上高が前年比61%増と大幅に伸長し、収益が過去最高となったことを発表いたします。
2023年には、新規顧客95社で堅牢なIP Infusionのソリューションが採用されたほか、新規パートナー41社がIP Infusionの広範囲に厳選されたオープンネットワークエコシステムに加わり、パートナー数は127社に達しました。また、「OcNOS」の既存顧客からのリピート受注は351件となり、IP Infusionは、Cisco、Juniper Networks、Arista Networks等の従来のベンダーに代わる主要なディスアグリゲーション(ハードウェアとソフトウェアの機能分離)型ソリューションプロバイダーとしての役割を確固たるものにしました。
現在までに、「OcNOS」のライセンスは合計4万2,000件以上販売され、全世界で200万ポートが出荷されています。IP Infusionの製品は、柔軟性、信頼性、総所有コスト(TCO)低減を実現するキャリアグレードの製品として高い評価を受けており、市場におけるIP Infusionの地位の強化につながっています。
IP Infusion 最高経営責任者(CEO) 緒方 淳は、
「IP Infusionのソフトウェアおよびオープンなディスアグリゲーション型ネットワークソリューションへの旺盛な需要により、2023年度通期を通じて当社事業が大幅に伸長したことを大変嬉しく思っています。変動の大きい今日の世界経済を背景に、セキュアで信頼性の高いネットワークを実現するための、コスト効率の高いエンドツーエンドの成熟したオープンソリューションが求められています。『OcNOS』を搭載した製品は、複雑なユースケースに対応する最高評価のソリューションを提供できると確信しています」と述べています。
IP Infusionは、2023年に獲得した「OcNOS」の新規顧客15社を発表しました。それらには、Africell Sierra Leone、Amplex Internet、BroadStar、DojoNetworks、EXATEL、Haefele Connect、Kinetix Networks、MetaLINK Techologies、Multinet、Netplus Broadband、Pine Networks、Scott Data、Telcom、Targo、Vyve Broadbandといった企業が含まれます。顧客が自社ネットワークを拡張し、オープンネットワークへの移行を進める中、「OcNOS」のアグリゲーションルーター、データセンター、セルサイトルーターでのユースケースが引き続き売上全体を押し上げています。
2023年の業界での主要な出来事としては、IP Infusionが日本電信電話株式会社(NTT)グループ傘下のNTT DATAと戦略的パートナーシップを締結したことが挙げられます。NTT DATAとIP Infusionは、オープンネットワークソリューションを用いた市場開拓において協業を発表しました。また、IP Infusionは、NTTのIOWN構想を実現するWhite Box(ホワイトボックス)向け新ネットワークオペレーティングシステム(NOS)である「Beluganos(ベルガノス)」の開発技術支援を行うことを発表し、NTTおよびNTTグループの技術的中核企業であるNTTアドバンステクノロジ株式会社の協力の下、グローバル市場への販売およびサポートを提供しています。
2023年の業界での栄誉ある出来事としては、技術アナリストグループGigaOmの年次「レーダーレポート」NOS3部門において、IP Infusionが3年連続で「リーダー」、「アウトパフォーマー」、「プラットフォームプレイヤー」に選出されたことが挙げられます。IP Infusionの「OcNOS」は、GigaOmのアナリストが評価した20社を超えるNOSの中で最も包括的なプラットフォームフォームであり、IP Infusion はNOSベンダーとして、CiscoやJuniper Networksをはじめとする従来のプロバイダーを圧倒していると評価されました。
IP Infusion はこれからもオープンネットワークの構築における革新的で柔軟かつコスト効率の高いソリューションを提供することで、世界のネットワーク業界をけん引してまいります。
※ IP Infusionの会計年度における2023年通期は、2023年1月~12月となります。
■IP Infusionについて
IP Infusionは、キャリア、サービスプロバイダー、データセンター事業者向けオープンネットワークソフトウェアおよびソリューションにおける世界的なプロバイダーです。IP Infusionのソリューションの累計導入実績は数百社を超え、運用実績は数千件に及び、市場をリードしています。IP Infusionのソリューションにより、ネットワーク事業者はネットワークをディスアグリゲーション(ハードウェアとソフトウェアの機能分離)することで、イノベーションの加速、運用の合理化、総所有コスト(TCO)の削減が可能になります。また、ネットワークOEMは、ネットワークデバイスを分離して、市場投入までの時間を短縮し、包括的なサービスを提供し、キャリアグレードの堅牢性を実現することが可能となります。IP Infusionは、米国カリフォルニア州サンタクララを本拠とし、株式会社ACCESSの100%出資子会社として独立して運営されています。
https://www.ipinfusion.com/
■株式会社ACCESSについて
ACCESS(東証プライム:4813)は、1984年の設立以来、独立系ソフトウェア企業として、世界中の通信、放送、自動車、家電、出版、エネルギーインフラ業界向けに、モバイル並びにネットワークソフトウェア技術を核とした先進のITソリューションを提供しています。累計搭載実績15億台を超えるモバイルソフトウェアおよび数百社を超える企業への豊富な採用実績を誇るネットワークソフトウェアにおける仮想化技術の開発力とノウハウを活かし、現在、組み込みとクラウド技術を融合したDX/IoTソリューションの開発・事業化に注力しています。アジア、米国、ヨーロッパ地域の子会社を拠点に国際展開も推進しています。
https://www.access-company.com/
※ACCESS、ACCESSロゴは、日本国、米国、およびその他の国における株式会社ACCESSの登録商標または商標です。
※IP Infusion、IP Infusionロゴ、OcNOSは、IP Infusion Inc.の米国ならびにその他の国における商標または登録商標です。
※BeluganosはNTTの登録商標です。
※その他、文中に記載されている会社名および商品名は、各社の登録商標または商標です。
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