ソフトブレン、非開示だった今期経常は43％減益、未定だった配当は見送り（訂正）

　ソフトブレーン <4779> が8月14日大引け後(17:00)に業績・配当修正を発表。非開示だった20年12月期の業績予想は連結経常利益が前期比42.8％減の6.7億円に落ち込む見通しと発表した。

　シー・ファイブ・エイト・ホールディングスによるＴＯＢに伴い、従来未定としていた期末一括配当を見送る方針とした。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　　2020年12月期の業績予想につきましては、新型コロナウイルス感染症拡大につきその収束時期の見通せない中、業績予想の合理的な算定は困難でありましたが、現時点で入手可能な情報や予測に基づき、連結業績予想を算定いたしましたので、公表いたします。　売上高につきましては、新型コロナウイルス感染拡大に伴い、お客様の働き方改革への取り組み等を背景に、企業の生産性向上や営業活動効率化を目的とした投資需要は引き続き高い状態にあるものの、先行き不透明な景況感の中で、お客様の慎重な投資判断が一定程度継続すると想定され、主力事業である営業イノベーション事業・フィールドマーケティング事業ともに回復には時間を要することから前年度から減収となる見込みです。　損益面においても、売上高が減収となる見込みにより、その影響で前年度から減益となる見込みです。

　　当社は、本日開催の取締役会において、本日時点の当社の意見として、本公開買付けが開始された場合、本公開買付けに関し、賛同の意見を表明するとともに、当社の株主の皆様に対して、本公開買付けへの応募を推奨する旨を決定いたしました。なお、上記取締役会決議は、公開買付者が本公開買付け及びその後の一連の手続により当社を完全子会社とすることを企図していること、並びに当社株式が上場廃止となる予定であることを前提として行われたものです（詳細については、別途公表いたしました「シー・ファイブ・エイト・ホールディングス株式会社による当社株券に対する公開買付けの開始予定に関する意見表明のお知らせ」をご参照ください。）。　当社は、株主の皆様に対する利益還元を最重要経営課題の一つとして認識しており、当社及び当社グループの業績を踏まえつつ、安定した配当を行うことができるよう努めて参りましたが、上記の理由から、本日開催の取締役会において、本公開買付けが成立することを条件に、以下のとおり、2020年12月期の期末配当を行わないことを決定いたしました。