アイティフォーが売り一巡で底入れ反騰局面へ、今期Ｖ字回復期待を背景に物色人気再燃

　アイティフォー<4743.T>が５％超の急伸をみせ６００円台を回復、朝方から上値を買い進む動きが観測され底入れ反騰モードとなっている。

　同社は独立系ソフト開発会社でネットワーク構築などに強みを持っているが、１７年３月期業績は予想を下振れ、営業利益は従来計画の１６億５０００万円に対し１２億７０００万円（前の期比１７．５％減）で着地した。これを嫌気するかたちで大きく売り込まれたものの、５月１５日のザラバ安値５６６円で底を確認、切り返しが急だ。１７年３月期の年１７円配当は配当利回りにして２．８％と株主還元に前向きな姿勢が評価され、１８年３月期は金融向けや地方自治体向け案件拡大が寄与して営業利益１７億円予想と業績Ｖ字回復が見込まれることから、見直し買いを誘っている。

出所：株経ONLINE（株式会社みんかぶ）