―決算で売られた銘柄! 下落率ランキング―
企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。
以下に挙げたのは、決算発表が「マイナス・インパクト」となった可能性のある東証プライムの銘柄である。株価が決算発表前日の10月31日から1日の決算発表を経て2日大引け現在、水準を切り下げている銘柄を下落率の大きい順にランキングした。
▲No.1 ヤマハ <7951>
24年3月期の連結最終利益を従来予想の385億円→345億円(前期は381億円)に10.4%下方修正し、一転して9.6%減益見通しとなった。
▲No.2 タカラスタ <7981>
24年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結経常利益は前年同期比13.9%減の54.9億円に減り、従来の6.4%増益予想から一転して減益で着地。
▲No.4 亀田製菓 <2220>
24年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結経常利益は前年同期比28.3%減の21.4億円に減り、通期計画の58億円に対する進捗率は37.0%にとどまったものの、5年平均の33.2%を上回った。
■決算マイナス・インパクト銘柄
コード 銘柄名 市場 下落率 発表日 決算期 経常変化率
<7951> ヤマハ 東P -6.26 11/ 1 上期 -27.85
<7981> タカラスタ 東P -5.42 11/ 1 上期 -13.94
<3626> TIS 東P -4.77 11/ 1 上期 8.93
<2220> 亀田製菓 東P -4.04 11/ 1 上期 -28.27
<8591> オリックス 東P -3.15 11/ 1 上期 11.04
<4503> アステラス 東P -2.58 11/ 1 上期 -56.69
<6806> ヒロセ電 東P -2.15 11/ 1 上期 -32.71
<8012> 長瀬産 東P -2.00 11/ 1 上期 -29.77
<4310> ドリームI 東P -1.70 11/ 1 上期 赤転
<4559> ゼリア新薬 東P -1.40 11/ 1 上期 6.04
<3371> ソフトクリエ 東P -1.18 11/ 1 上期 33.40
<5401> 日本製鉄 東P -0.93 11/ 1 上期 -21.87
<5461> 中部鋼鈑 東P -0.59 11/ 1 上期 -22.50
<4739> CTC 東P -0.02 11/ 1 上期 24.58
※下落率は「決算発表前日の終値を基準とした2日大引け株価の変化率」。下落率、経常変化率は「%」。
「上期」は第2四半期累計決算。
株探ニュース
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