■バンクオブイ <4393> 2,222円 (+83円、+3.9%)
バンク・オブ・イノベーション <4393> [東証M]が大幅高で5日続伸。2日の取引終了後、事前登録受付中の新作大型RPG「メメントモリ」について、事前登録者数が20万人を突破したと発表しており、業績への貢献を期待した買いが入った。「メメントモリ」は、同社にとって5年ぶりのリリースタイトルであり、過酷な過去や運命を背負う少女たちの物語を描いたRPG。彼女たち一人一人にそれぞれのストーリーがあり、その世界観をキャラクターごとに歌唱で表現した「ラメント」(オリジナルソング)には、多数の本格派アーティストや実力派声優が参加しているという。なお、同ゲームのリリースは22年9月期第3四半期(4~6月)を予定している。
■日産化 <4021> 6,540円 (+230円、+3.7%)
日産化学 <4021> が大幅高で3日ぶりに反発。SMBC日興証券が2日付で同社の投資判断「1(強気)」を据え置き、目標株価を前回の8000円から8100円に引き上げたことが好材料視されたようだ。レポートでは、22年3月期第3四半期決算における主力製品全般での想定以上の着地や想定外の上方修正を評価。23年3月期には農業化学品の利益成長が再び加速すると予想している。また、5月に公表予定の新中期経営計画では、動物薬原体の見通しや株主還元施策などを注目点に挙げた。
■ユニシス <8056> 3,185円 (+100円、+3.2%)
日本ユニシス <8056> が大幅反発。同社は3日午前11時ごろ、交通事業者や地方自治体向けに、生活者MaaSの基盤となるアプリケーションサービス「L-PASS(エルパス)」の提供を開始すると発表した。「L-PASS」は、外出と消費行動を促進するUX(ユーザーエクスペリエンス)により、生活者の「移動総量」を増やすことで、まちなか振興と公共交通利用の行動変容を促すスマホアプリ。アプリを利用する生活者は、地域店舗や施設のデジタルクーポンや公共交通のデジタル乗車券を移動目的に応じて1つのアプリから獲得できる。運営する事業者は利用ログやGPSデータを活用し、地域の交通政策立案やまちづくりにつなげることが可能。ユニシスでは24年度までに、20地域での展開を目指すとした。
■トーセ <4728> 719円 (+22円、+3.2%)
トーセ <4728> が3日ぶりに大幅反発。同社は、家庭用ゲームソフト企画・制作受託の専業最大手。旺盛なゲーム開発需要を背景に複数の大型開発案件を手掛けており、営業利益は直近21年9~11月期が黒字転換で着地、通期では前期比80.3%増の4億8000万円を見込んでいる。前日2日にスクウェア・エニックス(東京都新宿区)のゲーム「ファイナルファンタジー ピクセルリマスター シリーズ」の開発を担ったことを明らかにしており、きょうはこれを材料視した買いが向かったようだ。
■アダストリア <2685> 1,710円 (+40円、+2.4%)
アダストリア <2685> が3日ぶりに反発。2日の取引終了後に発表した2月度の月次売上高で、既存店売上高が前年同月比4.1%減と5ヵ月ぶりに前年実績を下回ったものの、織り込み済みとの見方が強いようだ。 新型コロナウイルス感染症の拡大やまん延防止等重点措置の影響により、客数は同8.1%減と前年割れが続いたことが響いた。ただ、新生活に向けた春物商品の販売は順調となり、客単価が同4.4%増だった。アイテム別では、入園・入学などに対応したオケージョンアイテムなどが売り上げの中心となり、雑貨ではトートバッグやソファーが人気だった。なお、全店売上高は同1.3%減だった。
■ヤクルト <2267> 6,490円 (+150円、+2.4%)
ヤクルト本社 <2267> が反発。三菱UFJモルガン・スタンレー証券が2日付で同社の投資判断「オーバーウエイト(強気)」を据え置くとともに、目標株価を前回の7600円から7800円へ増額しており、これが好材料視された。レポートでは、地政学リスクが高まるマーケットで、分散化された地域ポートフォリオが強みを発揮すると指摘。トップラインと利益成長を両立させる同社の相対的な投資妙味は増大しているとみている。また、今期の営業最高益計画に対し、株価が上場来高値から大きく乖離していることを理由に自己株式取得を実施していることも評価している。
■INPEX <1605> 1,344円 (+28円、+2.1%)
INPEX <1605> が4日続伸。そのほか、石油資源開発 <1662> 、ENEOSホールディングス <5020> といった石油関連株が高かった。2日の米原油先物相場はWTI(ウエスト・テキサス・インターミディエート)の4月限が前日1日比7.19ドル高の1バレル=110.60ドルに急伸。一時、112.51ドルと11年5月以来、約11年ぶりの高値をつけた。ウクライナ情勢の緊迫化を背景にロシアからの供給が滞ることへの懸念が膨らんでいる。また、石油輸出国機構(OPEC)と非加盟国からなる「OPECプラス」は、4月以降も現行の増産ペースを維持し追加増産には応じなかったことも、原油価格の上昇要因となった。
■ABCマート <2670> 4,965円 (+100円、+2.1%)
エービーシー・マート <2670> が3日ぶりに反発。2日の取引終了後に発表した2月度概況で、既存店売上高が前年同月比8.3%減と3ヵ月ぶりに前年実績を下回ったが、想定内との見方が強い。全国的に気温の低い日が続いたことから春物の需要が伸び悩んだほか、新型コロナウイルス感染症の拡大も集客に影響し客数は同17.2%減となったことが響いた。商品別では、レザーカジュアルやローファーの販売が好調に推移した。なお、全店売上高は同7.9%減だった。
■Uアローズ <7606> 1,685円 (+33円、+2.0%)
ユナイテッドアローズ <7606> が4日ぶりに反発。同社は2日取引終了後に2月度月次売上概況(速報)を発表し、小売りとインターネット通販を合わせた既存店売上高は前年同月比0.9%減となった。下振れは6ヵ月ぶり。全社売上高は同4.9%減となり、5ヵ月ぶりに下回った。セール在庫抑制によるセール売上高の減少や、低気温による春物需要の伸び悩みなどが影響したとしている。
■すかいらーく <3197> 1,528円 (+22円、+1.5%)
すかいらーくホールディングス <3197> が反発。同社は2日取引終了後、2月度の既存店売上高(速報)は前年同月比6.9%減、全店売上高は同7.7%減だったと発表した。いずれも3ヵ月ぶりに下回ったが、全体相場の地合いが好転するなか、悪材料とみる売りは限定的のようだ。新型コロナウイルスの感染再拡大によって顧客の出控え傾向が続いていたが、感染者数減少とワクチン接種率の上昇に伴い、月末にかけては徐々に回復したという。なお、今回のオミクロン株ではワクチン未接種の12歳未満の児童や園児において感染が急拡大したため、ファミリー層の外出自粛が特に顕著だったとしている。
■キョーリン <4569> 1,830円 (+26円、+1.4%)
キョーリン製薬ホールディングス <4569> が3日ぶりに反発。2日の取引終了後、子会社の杏林製薬が新型コロナウイルス核酸検出キット「GeneSoC SARS-CoV-2 N2 検出キット」の製造販売承認を取得したと発表しており、これが好材料視された。同キットは核酸検査装置である「GeneSoC」を用いて、新型コロナウイルスを15分程度で検出することが可能という。2日に厚生労働省から体外診断用医薬品として承認を取得し、4月中をメドに発売するとしている。
■プレナス <9945> 2,015円 (+28円、+1.4%)
プレナス <9945> が反発。同社は2日取引終了後に2月の月次速報を発表し、国内事業では、ほっともっとの既存店売上高が前年同月比4.7%増、全店が同4.1%増となった。前年同月を上回るのはともに2ヵ月連続。また、やよい軒の既存店売上高は同10.1%増、全店は同8.6%増となり、ともに4ヵ月連続で前年同月を上回った。
※3日の上昇率が大きかった銘柄を株価変動要因となった材料とともに抜粋。
株探ニュース
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