東証プライムの騰落銘柄は、値上がり銘柄が1400に迫り、全体の8割超を占めた。セクター別では、金属製品とゴム製品を除く31業種が上昇。石油石炭、鉱業、不動産、保険、銀行の上昇が目立っていた。指数インパクトの大きいところでは、ファーストリテ<9983>、リクルートHD<6098>、バンナムHD<7832>、中外薬<4519>が堅調だった半面、トレンド<4704>、ソフトバンクG<9984>、レーザーテック<6920>が軟調だった。
前日の米国市場では、1月の小売売上高が市場予想を下回る弱い結果となり、早期利下げ観測が再燃し、米長期金利は低下した。これを受け、主要株価指数は上昇。東京市場にも好影響を与えた。また、米国市場の取引終了後に決算を発表した米半導体大手アプライド・マテリアルズが時間外取引で12%超急伸したこともあり、東京市場では半導体関連銘柄に引き続き買いが優勢となった。また、日経平均は年初から5000円超上昇するなど、上昇ピッチが速いことで買い遅れている投資家も多く、持たざるリスクが意識されているほか、買いが買いを呼ぶ展開となり、日経平均は史上最高値に肉薄する場面があった。
こうしたなか、国内外の証券会社各社は、今年の日経平均の高値予想を相次いで引き上げており、日経平均は45000円に達するとの予想もある。その背景は、デフレからインフレへの転換やコーポレートガバナンスの改善期待、中国株からの資金シフトなど海外投資家の買い意欲の強まりなどを挙げており、先高期待は日増しに高まっている。また、相場の先導役となっている半導体関連株の上昇も、少なくとも来週21日に予定されているエヌビディアの決算までは続く可能性が高いとの見方が多い。目先は持たざるリスクを意識しながら堅調地合いが続くだろうが、調整局面入りを警戒しながらとなりそうだ。
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