―決算で買われた銘柄! 上昇率ランキング―
企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。
以下に挙げたのは、決算発表が「プラス・インパクト」となった可能性のある銘柄である。株価が決算発表前日の6月2日から3日の決算発表を経て4日大引け現在、水準を切り上げている銘柄を上昇率の大きい順にランキングした。
★No.1 内田洋 <8057>
20年7月期の連結経常利益を従来予想の63億円→70億円(前期は41.5億円)に11.1%上方修正し、増益率が51.6%増→68.5%増に拡大し、従来の30期ぶりの過去最高益予想をさらに上乗せした。ただ、通期の連結最終利益は従来予想の30.7億円→30億円(前期は24.1億円)に2.3%下方修正し、増益率が27.1%増→24.2%増に縮小する見通しとなった。
★No.2 ウチダエスコ <4699>
20年7月期第3四半期累計(19年8月-20年4月)の連結経常利益は前年同期比2.8倍の15.4億円に急拡大し、通期計画の13億円に対する進捗率が118.6%とすでに上回り、さらに5年平均の80.6%も超えた。
■決算プラス・インパクト銘柄
コード 銘柄名 市場 上昇率 発表日 決算期 経常変化率
<8057> 内田洋 東1 +18.66 6/ 3 3Q 130.81
<4699> ウチダエスコ JQ +14.16 6/ 3 3Q 181.90
※上昇率は「決算発表前日の終値を基準とした4日大引け株価の変化率」。上昇率、経常変化率は「%」。
「3Q」は第3四半期累計決算。
株探ニュース
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