日特塗、前期経常を52％上方修正

　日本特殊塗料 <4619> が4月26日後場(13:00)に業績修正を発表。21年3月期の連結経常利益を従来予想の16.5億円→25億円(前の期は43億円)に51.5％上方修正し、減益率が61.7％減→41.9％減に縮小する見通しとなった。

　会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益も従来予想の22.2億円→30.7億円(前年同期は22.5億円)に38.2％増額し、一転して36.6％増益計算になる。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　2021年3月期通期の連結業績予想につきましては、主に塗料関連事業において、新型コロナウイルス感染症の拡大に係る影響が継続し、売上高は前回予想を若干下回る見込みです。利益面では、収益改善に向けた様々な原価改善・経費低減策の効果に加え、為替差益や投資有価証券売却に伴う特別利益の計上等により、営業利益、経常利益、親会社株主に帰属する当期純利益ともに前回予想を上回る見込みとなりました。(注) 上記の業績予想は、現時点で入手可能な情報に基づき作成したものであり、実際の業績は、今後様々な要因により、大きく異なる可能性があります。