<株式トピックス>=急騰経緯のある材料株が軒並み高
さらに、東証2部指数、ジャスダック指数、マザーズ指数はいずれも前週末比プラスで引けており、物色の根強さが目立った。つまり、日経225種に採用されている自動車、電機、精密機器、機械といった輸出関連の主力銘柄に利益確定売りが集中したということだ。
そのなかで、際立った動きを見せたのは、中山製鋼所<5408.T>、大日本塗料<4611.T>、東京都競馬<9672.T>、日本カーバイド工業<4064.T>、明和産業<8103.T>、日本橋梁<5912.T>、不動テトラ<1813.T>、エス・バイ・エル<1919.T>など過去に急騰相場を演じた経緯のある材料株が連鎖的に集中物色され、軒並み急騰をみせたこと。
この材料株人気の背景には、今年から実施された信用取引の証拠金規制の緩和が追い風となっている。東証など全国の取引所は、信用取引の際、担保に差し出す証拠金は、現金や株式を受け渡すまで再利用できなかったが、同じ担保を使って1日に何度も売買できるようにした。
従来、委託託保証金は、その日のうちに他の取引の保証金に使用できず、新規の取引をするたびに新たな保証金を用意する必要があった。ところが、今年からは、売却後に信用新規建余力が直ぐに回復し、その日のうちにまた取引ができるようになった。
中堅証券では「比較的少額で参加している個人投資家の短期間での回転売買には、規制緩和は効果を発揮しそうだ」と判断している。ただ、売買の回数が増えれば、それだけ損失を拡大させる可能性も増大することは、肝に銘じる必要がある。
出所:株経通信(株式会社みんかぶ)
この銘柄の最新ニュース
大日塗のニュース一覧- 大日本塗料:25年3期業績予想を上方修正、新中計で攻めの経営に転換中 2025/01/07
- <12月03日の25日・75日移動平均線ゴールデンクロス銘柄> 2024/12/04
- JISマーク表示の一時停止について 2024/11/29
- オーウエル:工業用塗料販売で国内トップクラス、業績の底堅い成長が続く 2024/11/28
- 当社の一部JIS認証製品に係る出荷自粛について 2024/11/25
マーケットニュース
おすすめ条件でスクリーニング
大日本塗料の取引履歴を振り返りませんか?
大日本塗料の株を取引したことがありますか?みんかぶアセットプランナーに取引口座を連携すると売買履歴をチャート上にプロットし、自分の取引を視覚的に確認することができます。
アセットプランナーの取引履歴機能とは※アセプラを初めてご利用の場合は会員登録からお手続き下さい。