オンコリスが新型コロナ治療薬の開発で国立感染症研究所と共同研究契約を締結
OBP-2011は、これまでに承認されている経口コロナ治療薬とは異なり、コロナウイルスの増殖過程の後半に位置するヌクレオカプシドの形成を阻害することを示唆する試験結果を得ている治療薬。今回の共同研究契約締結は、OBP-2011のヌクレオカプシド形成阻害に関わるメカニズム解明を実施することが目的で、これによりOBP-2011の特徴を明らかにし、コロナ感染症治療に対する有用性を確認することで、大手製薬会社へのライセンス契約につなげる方針という。なお、22年12月期業績への影響は軽微としている。
出所:MINKABU PRESS
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