オンコリスバイオが続伸、テロメライシンに関する戦略的アライアンス改定契約締結へ

　オンコリスバイオファーマ<4588.T>が続伸している。前週末２４日の取引終了後、台湾メディジェン社とテロメライシン（ＯＢＰ－３０１）の戦略的アライアンスに関する改訂契約を締結すると発表しており、これを好材料視した買いが入っている。

　同社とメディジェン社は、０８年３月に締結した戦略的アライアンス契約に基づいて、肝細胞がんを対象とした第１／２相臨床試験を韓国と台湾で進めているが、今回の改訂契約締結で、同臨床試験を継続するとともに、新たに食道がんおよびメラノーマの共同開発権をメディジェン社へ付与するという。それに伴い、肝細胞がんに加えて食道がんとメラノーマの研究開発費用の一定の割合を、メディジェン社が負担するとしていることから、継続的なテロメライシンの開発費用圧縮が期待されている。

出所：株経ONLINE（株式会社みんかぶ）