オンコリスバイオが後場カイ気配、台湾・韓国のOBP-301第1/2相臨床試験順調に進捗
同試験は台湾および韓国で実施され、既存治療に抵抗性を持つ肝細胞がん患者を対象に、テロメライシンをがん組織に局所投与し、その安全性と探索的な抗腫瘍効果を検討することが目的。14年11月の最低用量(Cohort1)での投与開始以降、段階的にDSMBの判断および本剤の安全性を確認しながら、これまでに全9例の肝細胞がん患者への投与を行ってきたが、今回の最大用量(Cohort3)の投与完了に関するDSMBの判断では、問題となるような有害事象は確認されず、同剤の肝臓内投与における安全性が示されたという。また、抗腫瘍効果については継続して評価検討を行うとしている。なお、同件による16年12月期業績への影響はないとしている。
出所:株式経済新聞(株式会社みんかぶ)
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