<動意株・10日>(前引け)=アウン、カルナバイオ、アクリート
カルナバイオサイエンス<4572.T>=ストップ高。ここ上下に荒い値動きが続いており、今月2日ザラ場に259円の戻り高値を形成後急な調整を入れたが、足もとで再び投資資金の攻勢が顕著となっている。同社は研究開発型のバイオベンチャーでキナーゼ酵素の生産・販売、受託試験のほか、治療効果が高く副作用に乏しいキナーゼ阻害剤に特化した創薬に取り組んでおり、海外売上高が全体の7割を占めていることも大きな特徴だ。そうしたなか、9日取引終了後、次世代型BTK阻害剤docirbrutinib(AS―1763)のフェーズ1b臨床試験の途中結果、および新たな非臨床研究の結果を第67回アメリカ血液学会(ASH)で発表が行われたことを開示した。フェーズ1b試験では高い安全性と有効性を示し、非臨床研究では既存BTK阻害薬で課題となっている点を克服できる可能性があることが示された。これを材料視する買いが集中している。
アクリート<4395.T>=急速人気にカイ気配。同社は9日、合弁契約を締結している米フォワードエッジAIが、米ミサイル防衛局(MDA)の上限1510億ドルの大型契約で、プロジェクトの主導企業(元請け)に選定されたと発表。これが材料視されているようだ。この契約は、「Golden Domeイニシアチブ」(全国防衛ネットワーク構想)の基礎となるもので、極めて重要な国家ミッションの一環。同社ではアクリートとフォワードエッジAIが設立準備を進めている合弁会社「Forward Edge-AI Japan」が国内で総代理店として取り扱う主力製品のひとつ「Isidore Quantum」の技術力の高さを裏付けるもので、今後の国内事業展開への期待を更に高めるものだとしている。
※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。
出所:MINKABU PRESS
この銘柄の最新ニュース
カルナバイオのニュース一覧- 東証グロース(大引け)=値下がり優勢、Gオイスター、かっこがS高 今日 15:33
- 出来高変化率ランキング(14時台)~ソラスト、品川リフラなどがランクイン 今日 14:56
- 出来高変化率ランキング(13時台)~リボミック、品川リフラなどがランクイン 今日 13:59
- 東証グロース(前引け)=売り買い拮抗、Gモンスター、VNXがS高 今日 11:33
- 出来高変化率ランキング(10時台)~ジェリービー、ソラストなどがランクイン 今日 10:37
マーケットニュース
おすすめ条件でスクリーニング
カルナバイオサイエンスの取引履歴を振り返りませんか?
カルナバイオサイエンスの株を取引したことがありますか?みんかぶアセットプランナーに取引口座を連携すると売買履歴をチャート上にプロットし、自分の取引を視覚的に確認することができます。
アセットプランナーの取引履歴機能とは
※アセプラを初めてご利用の場合は会員登録からお手続き下さい。