第2相臨床試験では、キイトルーダ併用時のNC-6004の安全性および忍容性の検討、 NC-6004の推奨用量の決定、キイトルーダ併用時のNC-6004の有効性探索を行い、併用治療法の可能性を拡げることを目的としている。試験期間は投与開始から約3年間を予定しており、国際共同治験として既に申請済みの米国、欧州に加え、台湾での試験開始準備を進めている。
世界で多数の臨床開発が行われる免疫チェックポイント阻害剤との併用試験を開始することで、早期の承認申請を狙う戦略。
免疫チェックポイント阻害剤は、たんぱく質PD-1の免疫抑制力を取り除き、がん細胞を攻撃するがん免疫療法に使用される。
2018年8月にOrient Europharma社との契約により業績予想修正済みのため、本件による平成 31年3月期の業績への影響はないとしている。
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