■注目銘柄:【売り】小野薬品工業㈱(4528)
1974年設立、本社所在地は大阪府大阪市。
■注目理由
8月2日に決算を発表。
平成29年3月期第1四半期(4-6月)の業績は、前年同期比で売上高+64.6%、税引前利益は+38.1%となり好調だ。
通期に対する進捗率は62.9%に達したものの3年平均の78.7%を下回る結果となっている。
チャートを見ると、9月半ばから上昇に転じたものの11日に大幅下落し、以後は軟調に推移している。
11日は欧州臨床腫瘍学会で「オプジーボ」の臨床試験結果の詳細が公表されたが、想定されたよりも悪い内容との見方が優勢になった様子。
10日の米国市場では、試験結果を受けて米ブリストル・マイヤーズも急落となった。
(出典:2016年10月11日 Kabutanニュース)
株価が25日・75日移動平均を下回り、中期的に軟調傾向が続く可能性がある。
一目均衡表の雲が株価の上にあり、抵抗帯となっていることからも上値が重いと見られる。
しばらく様子を見ておく方が無難かもしれない。