東証プライム市場の騰落銘柄数は、値下がり銘柄が1000に迫り、全体の6割超を占めた。セクター別では、鉱業、機械、海運など14業種が上昇。一方、電気ガス、医薬品、卸売など19業種が下落した。指数インパクトの大きいところでは、アドバンテス<6857>、ファーストリテ<9983>、エムスリー<2413>、日東電工<6988>が堅調だった。半面、中外薬<4519>、東エレク<8035>、リクルートHD<6098>、TDK<6762>がさえない。
トランプ米大統領と中国の習近平国家主席が週内に電話会談する見通しと報じられ、半導体株などを中心に買い戻され、日経平均の上げ幅は一時250円を超えた。また、石油輸出機構(OPEC)の増産計画が想定よりも下振れたことで原油市況が上昇し、資源株への物色に向かわせた。一方、このところ堅調だった医薬品株の一角が軟化したほか、商社株の一角も下落した。
日経平均は方向感の定まらない展開だった。米中貿易協議の行方が最大の注目材料となるなかで、積極的な売買は手控えられた。米中は互いに合意違反と非難し合っており、週内の首脳会談で関係悪化を食い止めることができれば、相場は再び上向く可能性があろう。大型株が敬遠されるなかで新興株など中小型株には投資資金が向かっており、目先は個人投資家主体による中小型株での値幅取り狙いが中心になりそうだ。
<CS>
この銘柄の最新ニュース
中外薬のニュース一覧- 後場に注目すべき3つのポイント~押し目待ちや自律反発狙いの買い向かう 今日 12:30
- 日経平均は反発、押し目待ちや自律反発狙いの買い向かう 今日 12:15
- 日経平均17日前引け=3日ぶり反発、170円高の4万9553円 今日 11:31
- 11時の日経平均は170円高の4万9554円、アドテストが108.30円押し上げ 今日 11:01
- 日経平均は29円高でスタート、NECやファーストリテなどが上昇 今日 09:34
マーケットニュース
- 東京株式(後場寄り付き)=日経平均株価は前場終値比で伸び悩み (12/17)
- 「2025年のIPO」が14位にランク、きょうSBI新生銀が再上場<注目テーマ> (12/17)
- 後場に注目すべき3つのポイント~押し目待ちや自律反発狙いの買い向かう (12/17)
- 高市政権の課題と2026年の株価見通し (12/17)
おすすめ条件でスクリーニング
中外製薬の取引履歴を振り返りませんか?
中外製薬の株を取引したことがありますか?みんかぶアセットプランナーに取引口座を連携すると売買履歴をチャート上にプロットし、自分の取引を視覚的に確認することができます。
アセットプランナーの取引履歴機能とは
※アセプラを初めてご利用の場合は会員登録からお手続き下さい。