東証プライムの騰落銘柄は、値上がり銘柄数1400を超え、全体の8割超を占めた。セクター別では、33業種すべてが上昇し、保険、輸送用機器、銀行、証券商品先物の上昇が際立っていた。指数インパクトの大きいところでは、ファーストリテ<9983>、中外薬<4519>、トヨタ<7203>、信越化<4063>が堅調だった半面、東エレク<8035>、ディスコ<6146>、レーザーテック<6920>、TDK<6762>が軟調だった。
米国市場の動きから東エレクなどの半導体関連株の下げが目立った。米国では先週後半からハイテク関連株が軟調になり、なかでも主力のエヌビディア株は3営業日続落で、その間の下落率は13%と、調整局面入りの目安とされる10%を超えた。このため、米ハイテク株の騰勢は一服し、目先は日柄調整局面を迎え、東京市場も連動する可能性が高いとの指摘もある。
ただ、本日午後3時から、アドバンテスが中期経営計画を発表するほか、26日には米マイクロン・テクノロジーの決算が控える。このため、「AI分野に関し、好材料が出て、再び市場の話題になれば、見直し買いが入るきっかけになる」との見方も多く、投資家の関心が集まっている。また、米国では25日、6月のコンファレンスボードによる消費者信頼感指数などの発表があり、市場予想を大きく上回れば、円安が一段と進む可能性もあるだけに、米経済指標の結果にも注目が集まるだろう。
<CS>
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