―決算で売られた銘柄! 下落率ランキング―
企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。
以下に挙げたのは、決算発表が「マイナス・インパクト」となった可能性のある東証スタンダード・グロースの銘柄である。株価が決算発表前日の7月8日から11日の決算発表を経て12日大引け現在、水準を切り下げている銘柄を下落率の大きい順にランキングした。
▲No.1 タキヒヨー <9982>
23年2月期第1四半期(3-5月)の連結最終損益は3600万円の赤字(前年同期は1億3500万円の黒字)に転落した。
▲No.2 ヤマザワ <9993>
23年2月期第1四半期(3-5月)の連結経常利益は前年同期比38.8%減の3.3億円に落ち込み、3-8月期(上期)計画の6億円に対する進捗率は5年平均の67.8%を下回る55.8%にとどまった。
▲No.6 黒谷 <3168>
22年8月期第3四半期累計(21年9月-22年5月)の連結経常利益は前年同期比5.2%減の13.5億円に減ったが、通期計画の10.5億円に対する進捗率が129.2%とすでに上回り、さらに5年平均の79.8%も超えた。
■決算マイナス・インパクト銘柄
コード 銘柄名 市場 下落率 発表日 決算期 経常変化率
<9982> タキヒヨー 東S -6.85 7/11 1Q -87.82
<9993> ヤマザワ 東S -2.75 7/11 1Q -38.76
<2999> ホームポジ 東S -1.87 7/11 3Q -
<2338> クオンタムS 東S -1.42 7/11 1Q 赤縮
<7928> 旭化学 東S -0.55 7/11 3Q 7.90
<3168> 黒谷 東S -0.34 7/11 3Q -5.17
<4494> バリオ 東S -0.18 7/11 1Q 6.43
※下落率は「決算発表前日の終値を基準とした12日大引け株価の変化率」。下落率、経常変化率は「%」。
「1Q」は第1四半期決算。「3Q」は第3四半期累計決算。
株探ニュース
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