1．需給面

信用買残が2020年11月27日の227万株から9月10日の67万株まで減りました。
（参照：ヤフー「信用残時系列」）。最新の情報（karauri . net）では、
71万株に増えましたが、買残が増えたのは4月以降初めてです。

一方、売残は9月10日に69万株。底堅い推移をしております。
Chatworkの一日平均出来高は32万株なので、
空売残高比率は2倍程度になります。
上がり始めると空売りの買戻しが起こりやすい銘柄です。

２．業績とバリュエーション面

現在は赤字先行しておりますが、
ビジネスチャットツールの「チャットワーク」は
32万社に使われており、49万有料 ID があります。
チャーンレートも有料IDで1.9%, NRRは120%です。
Active User も93万人おり、「幅広く浸透したツール」と言えます。
PSR12倍程度で取引されておりますが、「妥当」だと思います。
最近の「スーパーアプリ構想」はスマレジに似ており、
スマレジのバリュエーションPSR36.5倍を考えると、「割安」です。

3. ここがポイント！

信用買残が底をつき、短期保有者がやっと振り落とされました。
ここからが勝負です。どのように長期投資家を付けられるか。
さらに、どのように海外の大手ファンドの認知度を高めるか。
IRが頑張らなければいけません。BNP Paribaが3.36%保有者。
DNCAも3.36%保有。後は国内の運用会社ばかりです。

頑張って社長にロードショーなどしてもらいたいです！