需給良好から上値抵抗ラインの突破に期待感
時価総額:127億円
PER:63.12倍
PBR:11.34倍
ソフトウェアの品質テスト、セキュリティおよび脆弱性診断などを主軸に、情報・通信領域だけでなくコネクテッドカーやFA・産業用ロボットといった製造系領域や医療・ヘルスケア領域での多様な業界におけるテスト支援、コンサルティングを手がけている。
業績面は期初で中間期における利益予想は赤字計画であったが1Q実績の立ち上がりが好調であったために8月に業績予想を上方修正し、続く11/11の中間決算では9200万円の営業黒字を実現した。修正後の通期予想に対しての進捗率は32.5%であるが、期末偏重の傾向から不安要素としては少ないとみてよいと思われる。
株価は11/19にマザーズから本則市場への市場変更を目指すとして発行済み株式数に対して2%強にあたる156,900株の立会外分売を実施することを発表し、11/27の分売価格は1441円で実施された。分売実施後の株価はこれを上回って推移しており、需給面の悪化懸念は払拭されたことから徐々にもみ合いのレンジ上限付近まで買い進まれてきている。上場後の戻り高値は1770円であり、これを上抜けてくれば事実上の上値追いの展開に移行していくとみてよいだろう。
(12/27現在)
1/15追記 年始に押し目を作るも堅調な推移が続く。SHIFTの好決算を受けて物色が波及している模様。上場来高値2250円を試しにいくだろう。