決算プラス・インパクト銘柄・寄付 … ラクスル、ＪＥＨ、ステムリム (3月13日発表分)

―決算で買われた銘柄！ 上昇率ランキング―

　企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。

　以下に挙げたのは、決算発表が「プラス・インパクト」となった可能性のある銘柄である。株価が決算発表前日の3月12日から13日の決算発表を経て14日9時27分現在、水準を切り上げている銘柄を上昇率の大きい順にランキングした。

★No.1　ラクスル <4384>
　24年7月期の連結経常利益を従来予想の16億円→19億円(前期は11.6億円)に18.8％上方修正し、増益率が37.0％増→62.7％増に拡大し、従来の2期連続での過去最高益予想をさらに上乗せした。

★No.2　ＪＥＨ <5889>
　24年1月期の連結最終利益は前の期比7.6倍の22.1億円に急拡大し、従来予想の18.9億円を上回って着地。

★No.3　ネオジャパン <3921>
　24年1月期の連結経常利益は前の期比3.0％増の13.7億円になり、従来予想の12億円を上回り、減益予想から一転して増益で着地。

■決算プラス・インパクト銘柄

コード　銘柄名　　　　市場　　上昇率 　発表日　決算期　経常変化率

<4384> ラクスル 　　　東Ｐ 　 +13.30 　　3/13　　上期　　　 35.15
<5889> ＪＥＨ 　　　　東Ｓ 　 +13.23 　　3/13　本決算　　　 18.36
<3921> ネオジャパン 　東Ｐ 　 +11.06 　　3/13　本決算　　　 17.75
<4599> ステムリム 　　東Ｇ　　 +8.23 　　3/13　　上期　　　　赤縮
<9254> ラバブルＭＧ 　東Ｇ　　 +6.99 　　3/13　　　1Q　　　　　－

<9163> ナレルＧ 　　　東Ｇ　　 +4.55 　　3/13　　　1Q　　　 32.13
<6091> ウエスコＨＤ 　東Ｓ　　 +0.93 　　3/13　　上期　　　　5.75
<1766> 東建コーポ 　　東Ｐ　　 +0.74 　　3/13　　　3Q　　　　3.59

※上昇率は「決算発表前日の終値を基準とした14日9時27分株価の変化率」。上昇率、経常変化率は「％」。本決算の経常変化率は今期予想。
「1Q」は第1四半期決算。「上期」は第2四半期累計決算。「3Q」は第3四半期累計決算。

株探ニュース