ケネディクス、住友不など不動産株に買い集まる、決定会合後は値上がり率で断トツ

　ケネディクス<4321.T>、住友不動産<8830.T>など不動産関連株が軒並み上昇、業種別値上がり率で不動産セクターは４．３％の上昇（１４時１５分現在）と証券を引き離して断トツに買われている。日銀の金融政策決定会合は想定通りの現状維持だったが、今後も緩和的政策が見込まれ、一方で景気認識について概ね強気な見解を示したことからマーケットには安心感が広がったようだ。特に不動産株にはそれが如実に反映されるかたちで買いが集まった。１０年物国債利回りは足もと０．３４％台で推移するなど超低空飛行を続けており、不動産関連は調達コストなど環境面での恩恵が意識されている。

ケネディクスの株価は１４時２３分現在５５９円（△３０円）
住友不の株価は１４時２３分現在４１５０円（△２１８．５円）


出所：株経通信（株式会社みんかぶ）