チーフ・アナリスト藤根靖晃が、直近に発行された全レポートから独自の視点(ROE・財務レバレッジ・PBR水準等)で、注目銘柄をピックアップしています。
プロトコーポレーション <4298> 【1→1】
「モビリティ領域での新サービスの投入・拡販による業績拡大が期待される」
昨年末に同社へ取材を行い、足下の業績、モビリティ領域(中古車、整備、新車領域)での新サービス、23/3期からスタートの新中期経営計画等に関し次の通り確認した。先ず、足下の業績だが、23/3期上期(4-9月)はDXプロダクト拡販等による中核プラットフォーム事業(メディア、サービス)の堅調等により2桁営業増益、期初予想上振れの好決算となった。中間時点で通期計画は上方修正されたが、下期(10-3月)は保守的な期初予想が据え置かれており23/3期着地は修正計画を上回る公算が大きいとTIWは考える。目標株価は2,040円を維持し、投資評価は「1」を継続する。
予想ROE:12.2% PBR:1.2倍、来期予想PER:8.5倍、来期予想EPS成長率:10%株価(1/20終値):1,171円 Fモデルによる理論株価:2,255円(1月16日by高田悟)
パーク24 <4666> 【2+→2+】
「23/10期は守りから攻めに転じているが、スタートは順調(速報)」
18日、同社は12月のグループ月次速報を発表。それによると、中核の駐車場事業国内においてタイムズパーキングの12月の売上高は前月に続き前年同月を上回った。また、19/10期12月売上高の99.6%となり売上はコロナ禍前の水準に近づき回復基調にある。23/10期は前期までのコロナ禍での守り注力から攻め(規模拡大)に転じているが、12月までの2カ月間で厳選開発は継続もタイムズカーパーキング運営件数は順調に増加した。モビリティ事業においてもタイムズカーの車両数と会員数が増加し、1台当たりの利用料も確り伸ばせている。今期事業利益黒字化を目指す駐車場事業海外においては、主要英国および豪州で駐車場稼働が堅調に推移している。などとのことである。
予想ROE:27.9% PBR:8.9倍、来期予想PER:21.2倍、来期予想EPS成長率:29%株価(1/20終値):2,161円 Fモデルによる理論株価:988円(1月18日by高田悟)
TIWではコンセンサス・データ等を利用して、独自に日経平均の今期予想ベース、来期予想ベースのROE、PBR、リスクプレミアム等を算出しております。(詳しくは、以下のサイトをご覧下さい)
〔 http://column.ifis.co.jp/category/market/tiw 〕
こうして算出したマーケット参考値と個別企業の株価指標を比較し、さらにアナリストの予想を加味して選択をしています。
※文中のROE、PBR、PER等の数値は、特に断りが無い限りは、レポート発行時に算出した値です。
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