ＰＩ、上期経常を14％上方修正・最高益予想を上乗せ、通期も増額

　プレステージ・インターナショナル <4290> が10月26日大引け後(16:00)に業績修正を発表。22年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結経常利益を従来予想の27.5億円→31.3億円(前年同期は26.2億円)に14.0％上方修正し、増益率が4.6％増→19.3％増に拡大し、従来の3期連続での上期の過去最高益予想をさらに上乗せした。
　上期業績の好調に伴い、通期の連結経常利益も従来予想の62億円→65.5億円(前期は54.5億円)に5.6％上方修正し、増益率が13.7％増→20.1％増に拡大し、従来の9期連続での過去最高益予想をさらに上乗せした。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　当第２四半期連結累計期間については、緊急事態宣言が長引いたことにより、オートモーティブ事業でサービス利用が低下しているものの、カスタマー事業において新たに業務をアウトソースするなどの需要が高まり、計画外の新規業務や既存業務量などが増加し、売上高に寄与いたしました。また、比較的収益性が高い業務が増加したことに加え、緊急事態宣言が長引いた影響で営業などの活動量が減り、販売及び一般管理費が計画より下回る見込みとなったことから、連結営業利益予想を上方修正いたします。これを受け、経常利益予想および親会社株主に帰属する当期純利益予想についても、営業利益が増加する見込みであることから、併せて上方修正いたします。2022年３月期の通期連結業績予想については、新型コロナウイルス感染症の影響が依然として予断を許さない状況が続くと思われますが、第２四半期連結累計期間の業績が当初計画を上回る見込みとなったことを主な要因として、上記の通り連結業績予想を上方修正いたします。なお、当期の配当予想につきましては変更ございません。