東京株式(前引け)=利益確定売り圧力こなし小幅プラス圏で着地
きょう前場の東京株式市場は、前日の米国株市場ではNYダウが3日続伸で連日の最高値更新と上値追い基調を続けるなか、リスクオンの流れが意識されたが、前日までの日経平均3日続伸を受け利益確定の売り圧力が上値を押さえる格好となった。方向感が定まらないなか、前日終値を挟んでの往来となり、小幅ながらプラス圏で着地している。米国のアラバマ州の上院補欠選挙やFOMCの結果などを前に積極的な売買は避けられた。
個別では三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306.T>が売買代金トップで上昇するなどメガバンクが物色人気。東京エレクトロン<8035.T>、コマツ<6301.T>なども堅調。アイロムグループ<2372.T>が値を飛ばしたほか、gumi<3903.T>も大幅高。KIMOTO<7908.T>、石川製作所<6208.T>も上昇した。半面、オリンパス<7733.T>が軟調、KDDI<9433.T>も値を下げた。安川電機<6506.T>も安い。サンフロンティア不動産<8934.T>が急落、カーリットホールディングス<4275.T>、ソースネクスト<4344.T>も売られた。
出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)
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