シカゴ先物にサヤ寄せする格好から、やや買い先行で始まることになりそうだ。
過熱感が意識されやすいなか、米国市場の休場の影響から海外勢のフローが限られることもあり、本格化する決算を前に持ち高調整の動きも入りやすいだろう。ただし、連日の大幅な上昇でレンジを切り上げており、ヘッジに絡んだ需給が売り込みづらくさせる。いったんは調整を挟みたいところであるものの、売り仕掛け的な動きは避けておきたい。
また、米議会の与野党指導部は、つなぎ予算を3月まで延長する法案を発表した。
上下両院の可決後、バイデン大統領の署名を経て成立する。楽観視はできないものの、ひとまず可決への期待が下支えとして意識されやすい。また、中国景気の悪化が警戒されるなか、中国マネーが日本株に流入していることも、先高期待につながっているほか、新NISAによる需給なども下支えとして意識されるなか、押し目買い意欲は強そうだ。
また、東京証券取引所は、資本コストや株価を意識した経営の実現に向けた対応に関して、資本効率改善計画提出した企業リストを公表した。2023年12月末時点でプライム市場の49%が検討中を含めて開示している。昨日は思惑的な動きから配当志向の物色が見られていたが、開示企業への物色意欲が強まる可能性がありそうだ。
物色の流れとしては、指数インパクトの大きい値がさ株の動向を睨みながらの展開のなか、配当志向の物色が意識されやすい。そのほか、決算に絡んだ物色も強く、昨日引け後に発表したところでは、串カツ田中<3547>、ライトワークス<4267>、SI<3826>、ワンプラ<4199>、日創プ<3440>、BeeX<4270>、古野電気<6814>、タケダ機械<6150>、ココナラ<4176>、黒谷<3168>、佐鳥電機<7420>、フルテック<6546>、メディアドゥ<3678>、ジャルコHD<6625>などが注目されよう。
<AK>
この銘柄の最新ニュース
BeeXのニュース一覧- キットアライブ Research Memo(2):札幌拠点に全国の中小企業へ。リモートワークでSaaS製品導入支援(1) 2024/10/30
- BeeX、2Q累計の売上高・営業利益が大幅増 ストック要素の拡大とクラウドインテグレーション案件の大型化が貢献 2024/10/22
- 決算マイナス・インパクト銘柄 【東証スタンダード・グロース】 … コーディア、エレメンツ、ヴレインS (10月11日~17日発表分) 2024/10/19
- 週間ランキング【値下がり率】 (10月18日) 2024/10/19
- BeeX---2Qも2ケタ増収増益、クラウドライセンスリセール売上は増加基調 2024/10/16
マーケットニュース
BeeXの取引履歴を振り返りませんか?
BeeXの株を取引したことがありますか?みんかぶアセットプランナーに取引口座を連携すると売買履歴をチャート上にプロットし、自分の取引を視覚的に確認することができます。
アセットプランナーの取引履歴機能とは※アセプラを初めてご利用の場合は会員登録からお手続き下さい。